経営戦略を「人の行動」へ、そして「企業文化」へ
中計人財戦略の真髄「RYODEN AWARD 2026」が示す、RYODEN変革の意気込み
100年企業としての持続的な成長へ──。今、RYODENは、大きな転換期を迎えています。 前中期経営計画から推進してきた「商社の枠を超えた事業創出会社への変革」をさらに推し進め、2025年4月からスタートした中長期経営計画『ONE RYODEN Growth 2029 | 2034』のもと、「未来を共創するエクセレントカンパニー」というビジョンを掲げ、サステナビリティ経営を軸に社会的価値と経済的価値の創出に取り組んでいます。
描いた経営戦略に真の命を吹き込み、確かな実行力を生み出す原動力は、他でもない現場の「人財」と「企業文化」です。事業創出会社としての真価は、一人ひとりが自発的に選択し、挑み続ける現場の行動力の中にこそ宿ると、当社は捉えています。
そのため当社は、経営戦略と強力に連動した「人財戦略」を通じて、「“変化を楽しむ”企業文化」を築き上げることに注力しています。社員一人ひとりの自発的な挑戦と行動変容が、RYODENの次の100年を創り出します。変革の実践と熱量を全社へ広げ、すべてのステークホルダーの皆さまへ共有する取り組みとして、表彰制度を再定義し、新生「RYODEN AWARD 2026」を開催いたしました。
1. 制度の刷新 ── 互いの挑戦をたたえ合い、「企業価値向上を駆動する推進力」へ
新生「RYODEN AWARD」では、「称賛する・拡げる・文化を創る」を基本方針とし、「経営の方針 ⇨ 行動変容 ⇨ 変化を楽しむ組織風土 ⇨ 持続的な企業価値向上」という成長サイクルを駆動させるため、評価軸を「成果」と「行動」の2本柱で再構成しました。
- 成果表彰
財務・非財務を問わず、中計達成や事業創出、組織基盤の強化に大きく寄与した「成し遂げた成果」を全社視点で適切に評価。 - RYODEN PVV AWARD
数値には表れにくくとも、日々の行動でPVV(パーパス・ビジョン・バリューズ)を体現し、誰かの“ワクワク”をカタチにした「過程と挑戦姿勢」を評価。
特に新設された「RYODEN PVV AWARD」では、賞の名称選定から候補者の推薦、最終決定に至るまで全社員が主体的に関わる「全員参加型の仕組み」へと刷新しました 。全社員の約9割にあたる918名が参加し、370件もの自発的な挑戦事例が寄せられるなど、特定の成果をたたえる場から、「全社員が当事者となり、互いの挑戦と貢献をたたえ合う参加型の風土」づくりに向け、一歩ずつ歩みを進めています。
2. 現場で生まれた挑戦と変革の成果 ── 評価制度が光を当てた具体事例
新評価軸のもと開催された「RYODEN AWARD 2026」では、単なる業績にとどまらず、自ら変化を起こした多様なプロジェクトや行動が表彰されました。
表彰された代表的な取り組みを一部抜粋してご紹介します。
【成果表彰】商社の枠組みを自ら超え、新たな価値を創出する現場
単なる製品の物販にとどまらず、社会課題の解決や組織基盤の変革に挑み、当社のコアコンピタンスである「価値創出・価値提供・価値循環」を体現した取り組みです。
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【社長表彰】業界初の自動クレーンビジネスの構築(FA事業部 地福)
ユーザの受発注データと連携し、翌日の出荷データを踏まえた夜間作業の自動化を実現する自動搬送クレーンシステム構築にシステムプロバイダーとして参画。バキューム吸引による搬送・データ連携・独自AIカメラによる安全性向上に至るまでを当社でシステム対応。クレーン業界初となる価値創出と評価され、既に多数の商談を獲得するなど鉄鋼業界で高い評価を獲得しました。受賞した地福は「来年以降も続けて新しいワクワクする取り組みを継続していきますので、私に負けないように一緒にワクワクする仕事をしていきましょう!」と全社へ発信しました。

社長表彰受賞者 地福
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【社長表彰】「暑熱対策」ソリューションの事業化(施設システム事業部 ほかグループ関係会社含む)
単なる空調機器の物販を超え、深刻化する工場など、作業現場における暑熱対策そのものをソリューションとして事業化。 従来の業界になかった領域へビジネスを拡大し、単なる商社から「事業創出会社」への変革を自ら実証しました。
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【担当役員表彰】データ利活用・事業化に向けた生成AI技術基盤CataReruの構築(戦略技術センター)
人工知能研究所とも連携し、最先端の生成AIとRAG(検索拡張生成)を活用してお客様の生産現場における業務改善に寄与する技術基盤を構築しました。
生成AI技術基盤CataReruの詳細を見る -
【担当役員表彰】トクイを探そう 全社の品質意識と技術力向上に向けたナレッジ共有(品質管理本部 ほか)
ISOの外部審査で「優れた取り組み」として評価されながら、報告書の中に埋もれがちだった「グッドポイント」。そこに込められた現場ならではの工夫に着目し、背景や実践のポイントを記事にまとめて社内に共有。部門を越えた学びへとつなげ、組織全体の底上げに貢献しています。
【PVV AWARD】918名が選んだ、現場の「ワクワク」をカタチにする行動
数値の裏側にある「現場の自発的な工夫」や「組織を支えるプロフェッショナルな想い」にスポットライトが当てられました。
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育成モデルの全国展開(FA事業部 向田)
名古屋で培ったノウハウを標準カリキュラム化し、新規拠点へ赴いて未経験メンバーを育成。人財に合わせたトレーニングを具現化し、インサイドセールス体制強化手法を全国展開しました。
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再現性のある強い組織基盤(デバイス第二事業部 小林)
属人化していたチーム運営を見直し、RPAやマスタ管理で「誰がやっても高水準の結果が出る」仕組みを構築しました。
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専門知識で現場の迷いを自信に変える(業務管理センター 田中)
専門知識を武器に個別相談に徹底伴走し、「システム案件ルールブック」を策定。バックオフィスから現場の挑戦を強力に支えました。
3. 熱量の共有から未来の変革へ ── 全社へ広がる「当事者意識」の波紋
本社カフェエリアのオープンスペースでのリアル開催と全国拠点へのオンライン生配信を組み合わせた表彰式「RYODEN AWARD 2026」は、リアルとデジタルの垣根を越え、全社で互いの成果と挑戦をたたえ合う大きな一体感を生み出しました。
生まれた共感と確かな意識変化 ── 全社へ広がる挑戦の波紋
表彰式終了後に実施した社員アンケートでは、新制度に対して全社から数多くの温かい反響が寄せられ、従来、どこか自分とは関わりの薄い出来事と感じていた社員の意識が、自らの挑戦へと繋がる『当事者』へと確実に変わりつつある手応えが得られました。
「受賞者の想いや経営層の説明を直接聞くことができ、大きな刺激となりました。心から賞賛する気持ちが芽生えました。」
「様々な業務や役割の人が受賞できる表彰制度であり、多様な貢献が評価される会社として非常に良い取り組みだと感じました。」
「自分たちのアイデアや挑戦が形になった際には、ぜひこの舞台に立ちたいと強く思いました。」
個人の功績を称える式典というスタイルを超え、互いの挑戦を称え合い、自らの次の行動へと繋げる『成長の起点』へと確実に変化しています。
企業文化として定着させる「多角的な取り組みとの循環」
RYODENは、この表彰制度をきっかけに「“変化を楽しむ”企業文化の醸成」を組織の日常へと定着させるため、表彰という称賛の仕組みと連動した多面的な施策を展開しています。
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POINT1
経営トップと現場の「直接対話」
社長と現場の社員が、本気・本音で想いを交わす対話の場(タウンホールミーティング)を継続開催。
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POINT2
経営戦略と「個人目標」の連動
全社計画を各部門の具体戦略から日々の業務・判断基準へと落とし込むプロセス。
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POINT3
PVV体現事例の「全社共有」
受賞エピソードや現場の工夫を社内記事として発信し、学びの輪を拡大。
超一流のエクセレントカンパニーへ。RYODENの変革は加速する
式の結びに、代表取締役社長の富澤克行は次のように語りかけました。
「営業部門の売上だけでなく、スタッフ部門、戦略部門、管理部門のプロフェッショナルな業務や継続的なコスト削減など、全員の力が複合的に機能して初めて『超一流のエクセレントカンパニー』が実現します。今回の受賞は、私たちが未来を共創するための価値ある成果です。この表彰式をきっかけに、全員で次の挑戦へと踏み出していきましょう。」
「RYODEN AWARD 2026」は、「人財戦略 ⇨ 行動変容 ⇨ 企業文化変革 ⇨ 企業価値向上」という成長ストーリーを実証し、私たちが未来に向けて本気で変わりつつあることを宣言するマイルストーンです。自ら考え、行動し、変化を楽しむ一人ひとりの情熱を原動力に──。RYODENはこれからも、「人とテクノロジーをつなぐ力で“ワクワク”をカタチにする」というパーパスのもと、持続可能な社会の実現と新たな価値創出に挑み、すべてのステークホルダーの皆さまと共に、持続可能で豊かな未来を切り開いてまいります。