取扱製品
レドックスフロー電池ソリューション
大容量・長時間の蓄電に適した、系統用の蓄電池ソリューションです。
再生可能エネルギーの拡大にともない、電力を長時間にわたって安定的にためる技術の重要性が高まっています。
RYODENは、レドックスフロー電池の導入を、検討から設計・運用まで一貫して支援します。
長期運用
不燃性 電解液
大容量 長時間対応
国産 住友電気工業製
背景 ― 長時間蓄電(LDES)の必要性
再生可能エネルギーの拡大が、長時間の蓄電を求めています
太陽光や風力は、天候や時間帯によって発電量が変動します。昼間の余剰電力を夕方から夜間へ移す 「長い時間ためる」役割(長周期エネルギー貯蔵)の重要性が高まり、国の政策でも位置づけられています。 レドックスフロー電池は、この長時間・大容量の領域に適した蓄電池です。
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長周期区分の新設
国の補助制度で「長周期エネルギー貯蔵(LDES)」の区分が新設。長時間蓄電に政策の後押し。
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最大 2/3 の補助率
6時間以上の蓄電システムには、より高い補助率(最大2/3以内・条件により変動)が適用される制度も。
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国内メーカーが先行
住友電気工業をはじめ、国内メーカーが技術開発・実用化で先行している分野です。
特長
住友電気工業製のシステム
1
長寿命(最長30年)
2
高い安全性
3
環境性
4
国産・住友電気工業製
安全性の裏付け
UL1973 認証セルスタックは、北米の定置用電池の安全規格「UL1973」認証を取得しています。
(住友電気工業)
仕組み
技術的な特長
住友電気工業の技術による、さらなる強み
充放電の原理(価数変化)
バナジウムイオンの価数変化だけで充放電。電極の溶解・析出がなく劣化しにくい。
電池制御のしやすさ
1つのタンクから供給するため充電状態が均一。残量(SOC)の把握が容易。
関連動画
レドックスフロー電池の仕組みや特長を、動画でわかりやすくご紹介します。
適用可能な規模・用途
レドックスフロー電池は、大容量・長時間の蓄電に適した系統用(大規模)の蓄電池です。 すべての蓄電用途に適するわけではなく、長時間の蓄電・高頻度の充放電・高い安全性が求められる大規模用途に適しています。
系統用蓄電池
再エネ併設の大規模発電所・事業所
長期脱炭素電源オークション対応
公共施設・地域のマイクログリッド
規模の目安(住友電工製システム)
標準構成は1MW × 4〜8時間(システム4〜8MWh)。10時間以上への拡張も可能で、 MW級・数MWh以上の大容量案件に適しています。一定の設置スペースが必要です。 (具体的な出力・容量は、用途・敷地に応じて設計します)
リチウムイオン蓄電池との比較
いずれかが一方的に優れるものではなく、用途と運用期間によって適性が異なります。 リチウムイオン蓄電池は初期費用が比較的安く、省スペースで導入しやすい特長があります。一方、レドックスフロー電池は 初期費用や設置スペースで不利になる場合があるものの、長期運用ではライフサイクルコストで優位になる可能性があります。
| 比較の観点 | リチウムイオン蓄電池 | レドックスフロー電池 |
|---|---|---|
| 主な用途 | EV・スマホ・ノートPC・家庭用蓄電池 | 大規模な電力貯蔵、再生可能エネルギーの安定化 |
| 寿命(耐用年数) | 6〜10年(充放電サイクル3,000〜5,000回程度) | 20年以上(最長30年・充放電サイクル1万回以上) |
| 電池の劣化 | 経年で劣化が進む | 電極・電解液とも劣化が少ない |
| 安全性 | 有機溶媒を使用するため、過熱や熱暴走による発火リスクがある | 不燃性の水溶液を使用するため発火リスクが極めて低い(ul1973-cert) |
| エネルギー密度 | 高い | 低い(リチウムイオン電池の約1/5) |
| サイズ・重量 | 小型・軽量化が可能 | 大型・大重量のため、モバイルやEV用途には不向き |
| 初期導入コスト | 比較的安い | 高くなる場合がある |
| 設置面積 | 省スペース | 広めの設置面積が必要 |
| セル交換・更新 | 期間中に更新が必要な場合がある | 不要(電解液は劣化せず半永久的に使用) |
| 長期運用コスト(LCC) | 更新費用が加わる | 長時間ほど有利。途中交換が不要 |
| 長時間の充放電 | 短〜中時間向き | 長時間(6時間以上)に強い |
短時間・小容量はリチウムイオン、長時間・大容量で長期に運用する場合はレドックスフローが適する、というのが一般的な目安です。
ライフサイクルコスト(30年)
初期は安いリチウムイオンも、更新でコストが増加。長期では逆転する可能性。
蓄電容量の維持(30年)
リチウムイオンは劣化で低下し更新が必要。レドックスは長期に容量を維持しやすい。
導入サポート
用途の見極め、補助金の活用、設計・施工、運用・保守まで、 施設の条件に合わせて一貫してご提案します。
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STEP 1
用途診断・構想
電気の使い方・目的や規模(系統用/再エネ併設/RE100 など)をうかがい、適否を中立に見極めます。
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STEP 2
補助金・収益設計
国・自治体の補助制度や市場活用を組み合わせ、投資回収の見通しまで一緒に描きます。
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STEP 3
設計・導入・運用
住友電気工業製システムの導入から、長期の運用・保守までを伴走します。
導入事例
RYODEN × 日本エネルギー総合システム
倉吉パワーステーション結(ゆい)
- 定格出力:1,999kW
- 運用期間:30年
- 運用開始(目標):2027年
- 令和7年度支援事業:一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)の「令和7年度系統用蓄電池・水電解装置導入支援事業」に採択
住友電気工業製システムの設置事例
株式会社日本ピーエス様(福井県敦賀市)
出力250kW・容量750kWh/2023年1月稼働
設置事例(俯瞰イメージ)
大規模導入例
住友電気工業は、国内外で大規模な導入実績を重ねています。
北海道電力ネットワーク 南早来変電所
米国 San Diego Gas & Electric
新潟県 柏崎市
島根県 隠岐郡海士町(中国電力ネットワーク)
RYODENの提供価値
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脱炭素への取り組み
社内横断「ネットゼロ・ネクストプロジェクト」を通じ、エネルギーの最適化を重点領域に位置づけています。
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2000社超のネットワーク
幅広いパートナーとの技術ネットワークをもとに、施設の条件に合う構成を検討します。
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ビルシステムの知見
冷熱・ビルシステムで培った現場知見をもとに、電源計画から保守まで支援します。
導入のご相談・お問い合わせ
用途や補助金の活用は、規模・条件によって異なります。
現状をうかがったうえで、適否を中立にご回答します。 構想段階でのご相談も承ります。