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product
交通シミュレーション環境
「WARXSS®」
建設業界向け

feature

3Dで設計案を“見て・比べて・説明する”。
データに基づく合意形成を加速し、
設計の生産性を最大化する。

WARXSS®(ワーキス)は、交差点や沿道の状況を3D空間に再現し、建設コンサルタントの皆様の設計・協議プロセスを革新するシミュレーション環境です。 交通事故対策のBefore/After検証、事故要因の分析・共有、道路設計段階での住民合意形成といった重要業務の推進を実現。運転手・歩行者・上空など自在な視点、夜間や雨天といった天候・時間帯の変化も再現可能です。
図面や写真では伝えきれない「現場の見え方」の差異を、誰もが直感的に理解できる映像として共有することで、協議の手戻りをなくし、設計案の説得力を飛躍的に高めます。

problem

“説明できない”が協議を止め、設計の生産性を奪う。

図面や断面図は設計に不可欠ですが、それだけでは関係者が本当に知りたい「実際の見え方」や「利用者の体感」を伝えきることは困難です。この認識のズレが、警察協議や住民説明会での差し戻しや長期化を生み、本来注力すべきコア業務の時間を奪っていく要因となっています。

警察協議

停止線・横断歩道・右左折レーン・標示規制といった設計の妥当性を、図面だけで十分に伝えきれない。

住民説明

生活者視点での安全性や工事後のイメージが共有できず、計画への漠然とした不安や反発を招いてしまう。

設計比較

複数の設計案の比較が定性的・感覚的になりがちで、優位性を示すための客観的な根拠が分散・不足する。

多様な環境下での検討

逆光や夜間、濡れた路面といった悪条件下での「見え方」の検討が不足し、計画の抜け漏れに繋がる。

事故要因分析

多角的な視点での状況再現ができず、原因の特定や対策の議論が曖昧になりがち。

solution

3Dで“見て・比べて・決める”。

「準現地の実験環境」が、客観的で迅速な意思決定を可能にします。

WARXSS®は、PC上に「準現地」ともいえる3D実験環境を構築します。関係者が同じ景色を見ながら、客観的なデータに基づいて議論することで、これまで曖昧になりがちだった評価基準が統一され、計画の検討から協議、住民説明まで一貫した論拠を持ってプロジェクトを推進できます。

1. 設計案の説得力を飛躍的に高める「Before/After比較」

複数の設計案を同一条件下で瞬時に切り替え、見通しや死角の変化を定量的に比較できます。映像という誰もが理解できる共通言語が、計画の妥当性に対する納得感を醸成します。

2. 根本原因に迫る「事故発生状況の再現」

ドライバーや歩行者など様々な視点から事故状況を再現し、要因を多角的に分析。3D空間を考慮した再発防止策の立案・提案を可能にし、交通安全コンサルティングの価値を高めます。

3. 現実の交通環境に近づける「信号現示・交通流連携」

信号サイクルを任意に設定し、交通流シミュレーションの車両挙動と組み合わせることで、現実に近い条件下で規制案や設計案の妥当性を検証できます。

results

協議の詰まりがほどけ、設計の根拠が強くなる。

手戻りをなくし、計画の質を高めることで、プロジェクト全体の生産性向上に貢献します。

協議効率の向上

論点が明確になり、関係者間の認識齟齬がなくなることで、会議回数や差し戻しを大幅に削減します。

設計根拠の明確化

停止距離・死角・視認性といった評価軸を映像と図表で具体的に提示でき、設計の客観的な裏付けが強固になります。

住民合意形成の円滑化

専門知識がない住民の方にも工事後のイメージが直感的に伝わり、計画への理解と納得度を高めます。

提案力の強化

事故対策や渋滞緩和といった改善提案に、説得力のある可視化データを添付することで、他社との差別化を図ります。

cases

交差点改良から自転車道整備まで。

多様なプロジェクトで、協議資料の質と業務効率を高めます。

WARXSS®で確立した検証プロセスやアウトプットの型は、他の案件にも展開可能です。これにより、担当者による成果物の質のバラつきを防ぎ、組織全体の提案力を底上げします。

  1. POINT
    事故多発交差点の改良

    事故多発交差点の改良

    停止線や右左折レーンの再配置案を複数作成。Before/After比較により事故リスクの低減効果を定量的に示し、警察協議を円滑に進め、迅速な合意形成を実現。

  2. POINT
    ゾーン30・生活道路の安全対策

    ゾーン30・生活道路の安全対策
    夜間・雨天時における子供の視認性をシミュレーション。保護者や地域住民に「自分ごと」として危険性を体感してもらい、対策の必要性への理解を得ることが可能。

  3. POINT
    自転車通行帯・バス優先レーンの整備

    自転車通行帯・バス優先レーンの整備
    自動車と自転車、バスが交錯する複雑なシーンを再現。誘導線や路面色の効果を比較検証し、データに基づいた最適な設計案の策定に貢献。

functions

必要な機能だけを、シンプルに。

設計根拠の提示に直結する、直感的で強力な機能群。

建設コンサルタントの皆様の複雑な設計・検証業務を強力にサポートするため、直感的でありながら、プロジェクトの各フェーズで「使える」機能を厳選して搭載しています。多様なデータソースへの対応から、説得力のあるアウトプットの作成まで、一気通貫で業務を支援します。

ロケーション再現

地図情報や国交省の3D都市モデル「PLATEAU」、点群データなど、お手持ちの様々なデータソースから高精度な3D仮想空間をスピーディーに構築します。

視点・環境設定

運転手/歩行者/自転車/上空といった視点の切り替えはもちろん、時間帯(西日・夜間)や天候(降雨・霧)も自由に設定でき、あらゆる状況を再現可能です。

比較検証

停止線、横断歩道、ラウンドアバウト、自転車通行帯といった複数の設計案をレイヤーで管理し、同一条件下で瞬時に切り替えて比較・検証することができます。

信号現示・交通流連携

実際の信号サイクルをプログラムしたり、外部の交通流シミュレータと連携したりすることで、より現実の交通状況に近い、高度なシミュレーションを実現します。

データ出力

検証結果は、動画(MP4)や静止画(JPEG/PNG)として簡単に出力可能。会議資料や報告書、住民説明会資料など、様々な用途にご活用いただけます。

Implementation process

ご相談から運用まで、お客様に寄り添う導入プロセス。

導入後のミスマッチを防ぎ、スムーズな活用開始をサポートします。

私たちは、ツールを導入して終わりとは考えていません。お客様の状況や目的を丁寧にお伺いし、課題解決に向けた最適な活用方法を一緒に考えます。まずは技術説明会で、実際の画面やアウトプット例をご確認いただくことから始めませんか。

ご相談・ヒアリング

Step1:ご相談・ヒアリング

現在抱えている課題、対象としたいエリア、検証したい内容などをお聞かせください。WARXSS®で何が実現できるかをご説明します。

技術説明・デモンストレーション

Step2:技術説明・デモンストレーション

実際のデモ画面をご覧いただきながら、具体的な機能や操作方法、アウトプットの事例をご紹介します。質疑応答を通じて、疑問点を解消します。

試用・PoC(実現性検証)

Step3:試用・PoC(実現性検証)

お客様が保有する地域データなどを適用し、特定の課題に対してどの程度の効果が見込めるかを評価・検証します。

本導入・運用サポート

Step4:本導入・運用サポート

ライセンスのご提供後、操作レクチャーや効果的な活用方法のご提案など、実業務での定着までを継続的にサポートします。

inquiry

まずは、実際のデモンストレーションで
効果を体感してください。

WARXSS®が貴社の設計・協議プロセスをどう変革できるか、ご自身の目でお確かめください。

机上の検討だけでは、このツールの真価は分かりません。短時間のデモンストレーションで、再現できる条件、比較検証の手法、アウトプットの形式など、評価に必要な情報を具体的にご確認いただけます。オンラインでの実施も可能ですので、お気軽にお申し込みください。

trustworthiness

豊富な実績と、実装まで支える伴走支援体制。

研究機関から自治体、そして多くの建設コンサルタント様と共にプロジェクトを推進してきました。

WARXSS®は、机上の理論から生まれた製品ではありません。実際の交通事故分析や都市開発プロジェクトにおける課題解決のニーズから生まれ、多くの現場で活用されてきた実績があります。ツールの提供だけでなく、導入前の課題整理から運用定着まで、専門知識を持つスタッフがお客様に最後まで伴走することをお約束します。

プロジェクト実績

全国の事故要因分析、交差点改良、道路設計、交通安全計画など、関連プロジェクトに多数参画しています。

協業実績

大学などの研究機関、地方自治体、そして多くの建設コンサルタント様との協業実績がございます。

安心のサポート体制

導入時のトレーニングはもちろん、運用中の技術的なご質問や、より高度な解析に関するご相談にも、専門チームが迅速に対応します。

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