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社長メッセージ

Be a 未来 - Creator as Your Partner  菱電商事は1947 年の設立以来、常に市場や地域の変化に対応して柔軟に事業を展開してきました。そして、お客様が経営を多角化・グローバル化させていく中、菱電も飛躍的に進化を遂げています。

 皆様には、日頃より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。ここに当社グループを代表し、ご挨拶申し上げます。

 当連結会計年度における世界経済は、米国が堅調さを維持し続けている中、中国は貿易摩擦などの影響で成長に鈍化が見られ、欧州でも景気は減速傾向となっています。今後の世界景気は、牽引してきた米国経済が税制改革効果の減退や雇用増加ペースの鈍化などにより減速に向かうとの見方も出ており、さらには本格化すると見られる米中貿易摩擦の影響により、世界的な景況感が悪化する可能性もあるなど先行き不透明感は強まってきています。

 国内経済においては、好調であった企業収益を背景に、設備投資の増加や雇用の改善により、緩やかな回復基調にありましたが、年度後半より輸出が頭打ちの様相を示すなど、今後は、内需依存の傾向を強めると予想されます。

 当社グループの取引に関する業界は、設備関連が一部減速となったものの全体的には堅調な動きを見せ、省エネルギー関連では引き続き好調を維持し、自動車関連でも国内・欧州向けが堅調に推移しました。

 このような状況下、当社グループは、事業環境の変化に適応した「グローバル・ソリューション・プロバイダー」として事業強化を進める中、顧客に徹底的に寄り添い、顧客ニーズを基点とした価値を創造し、顧客や市場における当社グループの存在価値を高め、収益性の向上を図るため、2016年に新中期経営計画「CE2018(Challenge & Evolution 2018)」を策定し、最終年度の今年度においても顧客ニーズに基づく提案活動への取組みを加速させてまいりました。

 その結果、当社グループの当連結会計年度の業績は、売上高2,403億12百万円(前年同期比1.6%増)、営業利益56億24百万円(前年同期比10.8%増)、経常利益56億48百万円(前年同期比11.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益37億31百万円(前年同期比4.0%増)となりました。

 2019年度の世界経済は、今まで堅調を持続してきた米国経済における税制改革効果の減退や雇用増加ペースの鈍化による減速、また、本格化すると見られる米中貿易摩擦の影響、更には地政学リスクなどが要因となり、世界的な景況感の悪化などの気配も漂う先行き不透明な状況にあります。

 しかしながら、一方では、中国経済の減速も一定的であり、日本経済も堅調な設備投資や個人消費などの内需に支えられ、回復基調は維持されるものと思われます。

 2019年度につきましては、中核基盤事業の高付加価値化に加えて、ICTを核とした成長事業の継続的創出を図るべく、経営基盤、事業戦略の強化施策の推進により、持続的な成長に繋げてまいります。

 2019年度の業績の見通しにつきましては、連結売上高2,336億円、営業利益53億円、経常利益53億円、親会社株主に帰属する当期純利益37億円を見込んでおります。

 皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

正垣信雄

※業績の見通し等の将来に関する記述は、当社が現段階において合理的と判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は見通しと異なることがあります。